プレミネント

プレミネント錠

 日本初の合剤降圧剤の勉強会を薬局内で、製造発売元の万有製薬さんのMR(医薬品情報担当者)に実施してもらいました。
(プレミネント錠=ロサルタンカリウム 50mg:ARB と ヒドロクロロチアジド 12.5mg:チアジド系利尿薬)
 薬価:1錠あたり「190.00円」(単剤であるニューロタン錠50mg(1錠186.80円)と比較してほぼ同価である。)
 薬価収載:2006年12月1日(厚生労働省公示646号),厚生労働省コード:2149110F1023
 通常は、1日1回朝食後に1錠を服用して、昼間に尿を出させて、夕方の高血圧を抑制することにより夜ゆっくり眠れるようになります。
 18〜24時間の持続効果があり、他の降圧剤と比べて強力な降圧効果を発揮するとのことです。
 既に世界82ヵ国で発売されており「各国の高血圧ガイドライン」に推奨されている薬剤です。
 また、ロサルタンカリウムは、高い降圧効果を示すと共にチアジド系利尿剤の副作用(尿酸値の上昇とカリウムの低下)を相殺する作用を有するのが特徴です。現在、申請中で未承認の他のARB剤とチアジド系利尿剤の合剤にはない「メリット」です。
 主な副作用は「めまい」「頻尿」「頭痛」等でした。
 本剤は、新薬なので1年間は、14日を超える処方はされません。