食物繊維

　食物繊維は、「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分」の総称です。食物繊維は水溶性と不溶性に大別され、体内での作用はそれぞれ異なります。水溶性食物繊維は、俗に「コレステロールの吸収を抑制する」、「ブドウ糖の吸収を穏やかにする」などといわれ、不溶性食物繊維は、「便のかさを増やす」、「腸内環境を改善する」などといわれています。
　「特定保健用食品」として下記の商品が販売されています。
　「カルピス健茶王」：食物繊維（難消化性デキストリン）の働きにより糖の吸収がおだやかになり、食後の血糖値の上昇がゆるやかになります。
　「伊藤園緑茶習慣」：血糖値上昇をやわらげると言われているカテキンが含まれ、食物繊維「難消化性デキストリン」は、糖の吸収を緩やかにし、血糖値の上昇を穏やかに抑えることが期待できます。
　「アサヒ食事と一緒に十六茶」：食物繊維（難消化性デキストリン）5g配合（250g配当）で、糖の吸収をおだやかにします。
　「大正製薬グルコケア」：「難消化性デキストリン」を食事とともに摂取する事により、糖分の吸収を抑制し、食後の急激な血糖値の上昇を抑えます。
　この他に粉末タイプの食物繊維も販売されています。この商品は、自宅で沸かして飲むお茶や味噌汁など料理にも加えることができ、使い勝手の良い商品です。